入社したきっかけを教えてください
私はブラジルの出身です。
以前、SUBARUの自動車工場や車のシートを製作する工場などで働いていたので、製造業の現場には慣れていました。そういった事情もあり、派遣会社から紹介された大利根倉庫で働き始めました。
その後、一度は退職をしたのですが、2019年に正社員として働けるチャンスをいただき2度めの入社。
後から聞いた話ですが、実は私が日本以外の国籍を持つ初めての社員だったそうですよ。
正社員になることで、より安定して働き続けられるので、とてもうれしかったのを覚えています。
お仕事の内容を教えてください
スリッターラインという生産設備で、加工をするための刃を組み合わせる業務を担当しています。
大きな鉄のコイルを縦にカットする部分の幅や何本にするかといった細かい設定が必要な仕事です。
工場には、様々なバックグラウンドを持つ外国人の社員もたくさんいます。
私はポルトガル語はもちろん日本語も話すことができるので、通訳をしてあげたり、仲間同士のコミュニケーションが上手くいくような手助けをすることも多いです。
南米系の新人社員が入ってきた時などは、その教育係も任せてもらっています。
お仕事をする上で、大変なこと、気をつけていることはありますか?
担当しているスリッターラインは重量物を取り扱っている現場です。
コイルをカットする時は鋭利な刃物を使い、頭上には大型クレーンが動いているなど、危険な箇所も多いのは間違いありません。
スリッターラインは鉄板を長く巻き取るので、途中で不具合が起こるとすべてが無駄になってしまう、なんてこともあるんです。
ルールをしっかり守って安全に仕事を進めながら、お客様に満足していただける品質の製品を作らなければなりません。その両立をするために、日々がんばっています。
働く環境という部分ではいかがですか?
できるだけ仕事とプライベートはしっかり分けるように心掛けています。
まだ子どもが小さいのですが、平日も週末も家族と一緒に過ごす時間がとれるのでありがたいですね。
仕事の面でも充実はしていますが、常に学ぶことを欠かさず、社内でより重要な仕事を任せてもらえるようにステップアップしていきたいです。
会社が私のポテンシャルや技能を認め、様々なチャンスを与えてくれるので、本当にやりがいがあります。